日本橋 HD DVD プラネタリウム ― 2007年03月18日 21:48
3月9日 日本橋 HD DVD プラネタリウムにいってきました。
最寄の駅は三越前なんですが、乗り継ぎが面倒なんで東京駅から歩いていきました。 八重洲北口から意外と近かく、所要時間は15分でした。 金曜日の晩だったので18:15にチケットを購入したときには、19:30からの回はほとんど満席。 中央列の一番端のD27の席になりました。
19:15開場なので、三越で時間をつぶしてほぼ定刻に入場しました。 建物はドームの中に、ドームがあるような二重の構造になっています。 中のドームに入ると、広さは今まで見てきた公共のプラネタリウムでは小さいほうでした。
フロアの中央に円形の高さ1m位の塀が建っていてその中にMEGASTAR-IIが鎮座していました。 ドームの割には小さい投影機で、そばにはパソコンが無造作に置いてあって、ちょっとチャチい感じです。
シートはプラネタリウムなんで背もたれが大きく倒れるようになっていますが、レバーを引いて倒す方式です。 ちょっと意外でした。 座った感じは新幹線のシートのようでまあまあの座り心地でした。
座って待つこと15分。19:30過ぎてもなにもおきず。1回目のアナウンスが入ったのは19:33分ころ。 上映開始は19:40くらいではなかったかと思います。
入場者は金曜日の晩ともなると、カップルばかりかと思っていましたが、女性だけのグループが多かったのが意外でした。
最初のプログラムは6月の閉館まで通気で上映される「星空の贈りもの」。 教育プログラムではないので、星座線や星座名、星座絵はまったく表示されません。 大平さんのナレーションで、リアルに近いな星空を MEGASTAR-IIと CGでいろいろな場所の星空を堪能できます。 チャチイ投影機から想像できない膨大な数の星々、 天の川の中もぼやけた雲ではなく双眼鏡で見たような粒粒感には圧倒され、感動しました。
しかし、リアルに近いといっても、細かいところが気になりました。 たぶんドームが真球ではなく中央が下につぶれたような形になっている点。 天頂付近は星座の形は良いのですがすごく小さく見えます。 周辺になると星座が上下にものすごく伸びて簡単には星座の星を結ぶことができないほどです。 オリオン座が1.5倍くらい長くなり、ふたご座はほとんど結べません;_; たぶん、CGなどの映像の歪みを抑えるために真球ではないドームにしたのではないかと思います。 それを差し引いても、見る価値はあると思います。 見入っていたので上映時間はわかりませんが、もう少し長いと良かったと思います。
次のプログラムは「北斎の宇宙」。 このプログラムは、もう上映終了で、3/20からは新しいプログラムになります。 プログラムはいきなり、影絵のようなCG処理をした人物が登場し、 幽体離脱して江戸時代の北斎に会って・・・・。 という展開。 北斎と宇宙を強引に結びつけた感が強く、あまり腑に落ちる話にはなっていませんでした。 MEGASTAR-IIの星空は終わりの方1/3位の時間、CGを演出するために投影されます。 帰り道、内容についてむっちゃ批評している人が何人もいました。 3/20からの新プログラムに期待したいです。
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